大型連休をいかがおすごしでしょうか?
お天気は良いが、風が強く、肌寒い。。。という便りがありましたが、体調には充分にお気をつけになって、楽しいお休みでありますように!
今日のsoundは、歌手の名前と曲のタイトルが今日の記事の内容とあまりにも一致するので、懐かしい 彼のこの曲 にいたしました。
うちのOちゃんは、生後4ヶ月の頃に「パピークラス」に行って、ちょびっとお勉強しました。とは言っても、ただ、社会性を身につけるというもので、お友達を作って、楽しく遊ぶことが多かったです。往々にして、パピークラスは、保護者さんのためのものです。
Oちゃんが通ったクラスには、盲導犬になるために「パピー・ウォーカー」に預けられ、育てられている子が数頭来ていました。
Oちゃんが家の外で初めてお友達になったのは、盲導犬になるために生まれた仔「ビリー君」というジャーマン・シェパードでした。彼はすでに6ヶ月になろうとしていましたが、耳も立たぬころで、それは可愛いシェパードでした。しかし、その資質は、たった6ヶ月でも充分に分かる物がありました。穏和で賢く、毅然としている態度。Oちゃんと遊びたいけど、クラスの後で外でだけでした。
追記:ビリー君3ヶ月のころ
そんなビリー君が14ヶ月齢となり、今週末、パピー・ウォーカーさん宅での滞在期間を終了して、本格的な盲導犬としての訓練のために旅立って行きます。
こんなに立派になりました。
シェパードとは、大変に賢いマルチポーポス(万能)犬だと思います。
頑張ってビリー!あなたならきっと立派な盲導犬になれる。
優しい素敵なオーナーさんと巡り会えますように! Good luck! Billy☆
彼は、まだ成長途中だということもありますが、ちょっと股関節が心配なんです。。。
こんなペッタリお座りをしてしまいます。。。
イギリスの盲導犬育成は、ほとんどがボランティアで行われています。ですから日本のように多額な資金は必要ありません。訓練士さん達もプロ中のプロではありますが、日本の誰かのようにイギリスゴールデンを個人で繁殖販売しているような人はいません。
もちろん、食餌や育成所の光熱費などを賄うための資金は必要ですが、一般からの寄付金で充分確保が出来ています。もちろん寄付金を募ることを怠ることはありません。
視覚障害者は、盲導犬がいるほかにも、地域のボランティアさんがお散歩などを一緒に行ってくれます。
私たちが毎日行くウィリアムソンズ・パークにも、よくいらしていて、そういうときは、お仕事を休憩させると言う意味で、盲導犬たちはフリーに走って楽しんでいます。
時々お話しさせて貰うのですけど、自由に遊んでおいで!と言ってリードを放すとき、目には見えなくてもパートナーの犬の喜びが聞こえるし、見えてくる気がすると仰っていました。
イギリスの盲導犬は、大変に大らかに生活していると言えます。
最近、いつもコメントくださる もに香さん のブログで拝見したのですが、日本の盲導犬の失踪事件があったようですね?
私はかなり昔から思っていたのですが、日本人は、盲導犬のオーナーである視覚障害者さんも、周りの健常者たちも、ちょっと犬を扱うには、あまりにも無知な方が多すぎるように感じています。
こちらでは、子供の頃から学校教育の中に動物愛護や盲導犬、聴導犬、介助犬の紹介がされています。パピーウォーカーは、仔犬を子供が沢山いる小学校に連れてきます。
子供が観るテレビ番組に、動物との接し方、そして、使役犬のことなどを充分に取り込んでいます。
マンガやゲームだけにならないように、放送局と教育関係者が努力していると言えます。
視聴率しか考えないような放送局では、何も伝わらないでしょう。(いまだにテロップをガンガン使っているのですか??)センスのないお笑い番組を放送するなら、もっと子供の躾や教育のために役立つ番組を考えて欲しいものです。それこそ資源の無駄遣いなんですからね。。。
日本は、もう一度根本から考え直す時が来たように感じます。
BFN・・・・(^o^)/~~~